新社会人が登場してくるこの季節は、ビジネスマナーが気になる時期でもあります。ここでは社会人としての基本である、来客対応に関するマナーをチェックしてみましょう。
- □お客様の前
- □お客様の斜め前
- □お客様の横
- □お客様の後ろ
- □お客様の斜め後ろ
正解は、「お客様の斜め前」です。
まずご案内する前に「応接室にご案内します」等、どこに行くのかをお客様に伝え、斜め前の隅を歩くようにご案内します。歩くスピードは、お客様にあわせるようにしましょう。
階段を昇る場合には、お客様に先に歩いていただくようにご案内すると、お客様の足元を確認しながら進むことができますので好印象です。逆に階段を下りる場合は、自分が斜め前を歩くようにします。
- □上司にお客様を紹介
- □お客様に上司を紹介
- □どちらからでも構わない
正解は、「お客様に上司を紹介」です。
1対1の場合は先に自己紹介をするのが礼儀。目上の方へ、目下の者が先にすることが原則です。お客様の前では、たとえ上司であっても役職に関係なく自社側の人間を目下と考えます。まずはお客様に上司を紹介し、その後でお客様を上司に紹介しましょう。
- □常務の○○さんです
- □○○常務でございます
- □常務の○○でございます
正解は、「常務の○○でございます」です。
家族のことを外の人に対して紹介するときに、「さん」や「ちゃん」はつけません。これと同じく、お客様に対して社内の人間は身内になりますので、敬称はつけません。役職は敬称と同じですので、社長・常務・部長と言った役職名を名前の後につけることはマナー違反です。たとえ社長であっても、呼び捨てで紹介します。
役職を相手に紹介したいときには、社長の○○と言った具合で、名前の前に役職名をつけてください。
- □テーブルの隅にまとめて置く
- □書類をどけて置く
- □書類の隙間に置く
- □確認して、書類をどけて置く
- □お茶は出さずに片付ける
正解は、「確認して、書類をどけて置く」です。
必ず相手に、お茶を置くスペースのために書類を移動させてもよいかどうかを確認してから、置くようにしましょう。無断で書類を移動させてはいけません。
もし相手から、テーブルの隅に置いて欲しい等の指示があった場合には、その指示に従うようにしましょう。
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